ここは〇〇小学校
五年生の『音』は、花瓶の水を替えているときに足元に動くものを見つけました。
「かわいい!」
音はその生き物をしばらく観察しました。その時、その生き物は床にあったわずかな水滴の上に覆いかぶさりました。
しばらくして動いた後、見てみると水滴は完全に消えていました。
それを見て音は思わず『おっ!』と驚きました。
ちょうどその時、クラスメイトのセーラがやって来ました。
「音ちゃん、何を見てるの?」
「キャッ!先生ー!」
先生が来たので、音は見たことを話しました。
千歌先生
「それは素晴らしい観察ですね。」😊
彼は食べ物がなくても比較的長く生きるけれど、水はもっと大切なんですよ。暑い時期には、わずかな水滴でも見つけると飲みに来るんです。
音ちゃんが見たように、水滴の上でじっと動かず、動いた後に水滴が消えていたなら、水を飲んでいた可能性が高いですよ。
大事なのは、怖がる前に『何をしているのだろう?』と観察したことです。その一歩が、小さな発見につながったんです。
生き物は嫌われる種類であっても、懸命に水を探し、命をつないでいます。床の小さな一滴が、彼らにとってのオアシスだったのかもしれませんね。
音
「そうか!」
床の小さな雫が彼らのオアシスなんですね。
千歌先生
「その通りです。ファーブルやダーウィン、リンネも彼を観察して、『おっ!』と思った日があったかもしれませんね。」
男子たちの騒ぎ声が聞こえてきます。
「うわっ!出たー」「殺虫剤はないか?」
タケシ
「俺にまかせろ!」 そう言って箒を持ち上げました。
その様子を見て、音の目がキラリと光ります。
「ギャアア!」 タケシがいきなり尻を押さえて飛び上がりました。
セーラ
「タケシのやつ、なんで、
何もないところで飛び上がったんだろう?」
音
「そうだね♪」
と言って二人は笑い合いました。
【まとめ】
人間には気にも留めない一滴の水。しかし、小さな生き物にとっては、命をつなぐ大切なオアシスです。
ファーブルやダーウィン、リンネも、きっとそんな「おっ!」を何度も積み重ねながら自然を見つめてきたのでしょう。
「なぜだろう?」
その小さな疑問こそが、新しい発見への入口です。
「ファーブルの研究は、『まず観察し、それから考える』という姿勢に貫かれていました。」
さあ、明日も足元の小さな世界から、最高の一歩前進(アドバンスモア)ですね。
終わり
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