87日目『運転中に働く心理』

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ドンッ!

『やった…😠』
つい、自転車の動きに気を取られ、よそ見をしていたサダオは、前の車にぶつけてしまいました。
幸い怪我人はなく、修理も保険で賄いましたが。
想定外の時間をロスしてしまいました。😞

コウイチさん、今日来る時やってしまいました。

コウイチ
「それは災難だったな」
それで、運転中は何かほかのことをしてたんじゃないの?

サダオ
音楽はかけていましたが、それだけですよ。

コウイチ
本当にそれだけかい?

サダオ
まぁ少し考え事くらいはしましたが。

コウイチ
そうだろうね、
事故になってから急に現実に戻ったような気がするよね。

サダオ
厳しい指摘ですね、でもその通りです。

コウイチ
それはサダオだけじゃないよ、今日事故にならなかった人も、程度の差はあれど多くの人がただ目的地まで漫然と乗っているんだ。

これを『心理的離脱』あるいは『覚醒水準の低下』ということがある。

毎日運転しているうちに、一トンを超える鉄の塊を動かしているという感覚を少しずつ忘れてしまう。
まるで自転車と同じ程度の感覚で乗っているのさ。

サダオ
そうかもしれませんね、軽く当たっただけでも信じられないくらい凹むのですから。

コウイチ
ラグビー選手が思い切り体当たりしたって、たかがしれてるからね。

サダオ
じゃあコウイチさんは意識しているんですか?

コウイチ
もちろんだとも。普段から事故は他人事とは思わないことにしているし。
運転中に注意を妨げるようなものは見ない。
そして車の全方向に『安全宣言』プレートを貼り付けているんだ。

サダオ
『安全宣言プレート』ですか!
それはあんまりないですね。

コウイチ
最初は少し変わり者のように見られたが、これを付けるようになってから自分自身の『背筋がピンと伸びる』ようになったよ。

サダオ
『へぇーそうなんだ』
それで辛い事故が未然に防げるなら、やる価値はあるかもしれませんね。

コウイチ
「これで事故が完ぺきになくなるとは言えない。でも、毎日プレートを意識するたびに『今運転している』と思い出させてくれるんだ。」

#運転中の心理学 #覚醒水準の低下 #シミュレーションと現実 #プロフェッショナル

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