82日目『登場人物の紹介はどこまでするべきか?』

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登場人物の紹介はどこまでするべきか?

というのも、以前思いっきり腹の立った出来事を思い出したからなんです。

ボクが『罪と罰』を読み始めた頃、登場人物『ソフィア』がどういう人間か知りたく思い、Wikipediaを開きました。 すると『ソフィア』のところで、 「彼女は○○の○○を……人物」 と、書かれているではありませんか!

これはおかしくないか?と感じて『知恵袋』で打ち明けたら、 「有名な作品だから問題ない」「Wikipediaが正しい」などと返されてしまいました。😢

ボクが好きなドストエフスキーの『カラマーゾフの兄弟』の次に読んだ『罪と罰』の時の、あの情報は、作品の一番感動する部分を不意にえぐり取られたような衝撃がありました(笑)。

古典文学の研究者の中には、 「名作は結末を知っていても面白い」 と言う人がいます。

その意見自体は間違いではないと思います。 でも、それは「一度読んだ人」でも楽しめる、ということではないでしょうか。

ボクは今、『カラマーゾフの兄弟』を読み直しています。 しかも、一巻を二回読みました。

要約だけ知りたければ、苦労して一巻を二回も読みませんからね。

カラマーゾフの兄弟は、すでに数年前に一回目を通しているけれど、その頃は読書経験が浅く、実はあんまり覚えていなかった(笑)。なので今また読むと、「本当はこんな話だったのキャ!」という驚きです。

それでも。

一回目の体験は、一生に一度しかありません。

初めて読む人は、 結末を知らずにページをめくる喜びがあります。

要約や効率(タイパ)ばかりが求められる今の時代だからこそ、ボクは1ページずつの「初めての驚き」を、もっと大切にしたいと思うのです。

読書 #ドストエフスキー #カラマーゾフの兄弟 #罪と罰 #継続 #1日1ページ

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